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『アガルタ通信』

『アガルタ通信』

UNSURPASSED MASTERS Vol.15

2000年5月22日 @Gクレフ
参加メンバー:濱雅寛(g)山田賢(g)西村伸雄(tp)河合伸哉(ts)
       瀬尾高志(b)川中健治(ds)

GDが仙台に転勤になり、ドラマーは川中健治に替わった。川中は前からの知り合いで、ジェリコのセッション等で演奏は見ていたので大丈夫だろうと思い誘ったら『是非、やりたい』とのことでメンバーになった。この日が川中、最初のセッションだ。まずは『AllTheThingsYouAer』で肩慣らし・・ところがこういうスタンダードが我々には似合わない。ジャズ研1年目みたいな演奏だ(恥かしい)。『VoodooDown』が始まる。最初から川中と瀬尾がいい感じで進む。この後、この2人で色々な人のバックをやるようになる。ジャズのドラミングがわかっているので非常に演奏しやすいし、ロックっぽく叩いてくれ~と言ってもジャズの訛りがあって丁度バンドにいい感じだ。途中『BackseatBetty』に移っても川中dsはチャンとついてくる。演奏が終わると瀬尾が『やり易い!』と感激する。今までGDで苦労していたからか?濱も『全然問題無い』と言って絶賛する(ここで辞められたら大変だからだろう)『It'sAboutThatTime』が始まる。西村tpのゆっくりとした導入から山田gのベンチャーズっぽいソロが始まる。これ可笑しい!濱gのソロは完全ロック・ギター。このころはもう瀬尾はバンドにかなり慣れていて曲の展開をリードしたりしている。曲の途中で終わり、この次の展開とかを川中に説明する。なぜか『ソラー』をやろうということになって演奏するが河合ts、西村tpの2管のテーマが田舎臭い(笑)川中dsが一番良い演奏してるなあ~。河合tsのソロは最初から飛ばしすぎ、今でもこの傾向があるなあ。西村tpのソロは落ち着いていて、この位のテンポが合っているのかコード進行が簡単なので吹きやすいのかスタンダード曲としては今までで一番いいかも。瀬尾はやっとコード進行を覚えたようで無難に演奏している。この後、色々なジャズの店に出演するようになってこういう曲は楽勝でこなせる様になる。山田gはコード進行を知らないから休みなのか、音が聞こえない。なぜか『スペイン』を演奏(笑)特に記録すべき事は無し(苦笑)。『Zimbabwe』が始まる。これは既に余裕で演奏出来る曲だったので、川中の8ビートがややスピード感不足という事以外ライブと同じ感じでドンドン進む。途中のフリー演奏の時は、かなり良い演奏をしている。『BitchesBrew』も川中ds一生懸命聞いてきたと思わせる良いドラミングだ。山田gのソロが凄く良い(最近より良いかも)やっぱり『BitchesBrew』は山田gが良いなあ~。川中dsは最初のセッションで既にメンバーの信頼を得たようだ。『StarPeople』(といってもBbのブルースだが)が始まる。河合tsが急に古臭くなる(どうしてなのかなあ?ショーター・フリークなのに)まあ全員だるく演奏しているけどね。聴いてると飽きてくる。と途中でテープがいきなり終わる。こんな感じで川中健治dsの初参加は皆に大歓迎され、しばらくこのメンバーで『アガルタ通信』はライブをやっていくことになる。



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